アフリカン編集員の二村です!
去る12月10日(日)「AFRICA DREAM SOCCER TOUR supported by Car-Tana.com」の第2回目が開催されました!今回はその様子をお伝えしたいと思います。
今回の開催場所は、ルワンダ・キガリ市内にあるウムチョムイーザ学園のグラウンドを使用し、ウムチョムイーザ学園周辺の経済的な困難さを抱えている子ども達を対象に指導を行いました。
ウムチョムイーザ学園は、ルワンダ人の永遠瑠(とわり)マリールイズさんが2000年に設立した学校で、日本では「NPO法人ルワンダの教育を考える会」が支援を行っています。
http://www.rwanda-npo.org/index.php
マリールイズさんも日本で講演会などの活動を積極的に行っています。
また、過去に青年海外協力隊員を受け入れたり、JICAの草の根協力支援事業として小学校教員の算数指導力向上プロジェクトを実施したりと、日本と深いつながりのある学校です。
今回は、AFRICA DREAM SOCCER TOURの趣旨にご賛同いただき、ウムチョムイーザ学園のグラウンドを使用させていただくことになりました。ありがとうございます。
以下、当日の様子をお伝えします!!
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指導は午後2時から開始。
最初はまばらだった子ども達も、日本人コーチがカラーコーンを置いたり、ボールを取り出したりすると続々と集まってきました。
左右の靴が違う子ども、サンダルの子ども、中には裸足の子どももいましたが、サッカーがしたいのであれば我々は大歓迎です。
最初は、お尻に挟んだビブスを”しっぽ”に見立てたしっぽ取りで雰囲気を和ませつつ、ウォーミングアップを行います。
その後はドリブル練習を行います。
中にはとても器用にドリブルをする子供もいて、コーチたちも「おっ!」と良い意味で驚きを感じていました!!
ドリブル練習の後は、6~7人組を4グループ作りミニゲーム形式の練習を行います。
このトレーニングは、コーチが鳴らした笛の数に応じて参加する選手の数が変わるというもの。
コーチが「ピッ!ピッ!」と鳴らせば2対2、「ピッ!ピッ!ピッ!ピッ!」と鳴らせば4対4のゲームになります。
子ども達は今までにやったことのない練習に最初は戸惑いましたが、慣れてくると「コーチ!!」と大声を出してコーチから配球されるボールを要求していました!
そのあとはお待ちかねのゲームです。
子ども達はそれまでの練習の疲れを微塵も見せず、グラウンドを所狭しと駆け回ります。
コーチ陣もゲームに参加しゴールを狙いますが、彼らの気迫に押されなかなか決めることが出来ませんでした・・・。
そうして、約1時間半に渡るトレーニングは無事に終了。
子ども達も終始笑顔で練習に取り組んでくれました!!
1つのボールをキラキラした目で懸命に追いかける彼らの姿に、サッカーの原点を見た気がした、そんな素晴らしい時間でした!
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